2022/04/01お知らせ

【LOEWE 販売買取】質屋かんてい局仙台卸町店

こんにちわ

かんてい局仙台卸町店です

いつも当店をご利用いただきありがとうございます。

LOEWEの販売買取を行っております

今回は当店にあるロエベのアイテムと歴史を合わせて紹介していきます。

1846年スペインのマドリード市内のロボ通り(現：エチェガライ通り)で、スペインの職人数名によってルーツとなる皮革工房が開かれました。

1872年ドイツの職人だったエンリケ・ロエベ・レスベルグがマドリードを訪れこの皮革工房を見学したそうです。その際、職人技術と品質や素材の高さに感銘を受け『ラグジュアリーレザーハウスロエベ』という自身の名前を冠したハウスを立ち上げパートナーとして共に働くようになったことが誕生のきっかけといわれております。

高級レザーなどを取り扱うは王侯貴族や富豪などの一流階級向けに製造されたレザーバッグがデザイン、品質に優れ、高い耐久性も備えていると評判になりました。

そして1892年、ついにロエベの名が入った店舗兼工房であるE・ロエベブティックがオープンしました。

製品すべてに『Leather Goods Factory(レザーグッズファクトリー)』というエンブレムが施され、当時は珍しかった店舗内で商品を陳列するスタイルは話題を呼んだそうです。今では当たり前となっていますが、当時はどのような店舗内でどのような売り方をしていたのか気になりますね・・・（　＾ω＾）・・・

1939年、マドリードのグラン・ビア8番地というビジネス中心地にグラン・ビア店をオープン。

有名建築家のフランシスコ・フェレ・パルトロメが手掛けた半円形のショーウィンドウが話題を呼び、ロエベのそれ以降の新店舗では様々な有名建築家やデザイナーが独創的なコンセプトのもとに豪華で目を惹く内装や外装を手がけました。これにより、最先端でファッショナブルなイメージが高まったみたいですこの頃にはスペインだけでなくヨーロッパ各地からセレブがロエベを訪れるほどにまで成長を遂げました。

1950年以降、グラン・ビア店のゲストブックにはモナコ王妃のグレース・ケリーなど、格式のある貴族の名前が記されるようになったそうです

エンリケ・ロエベ・ナッパはバルセロナとマドリードそれぞれに拠点を構え、事業を展開するようになり1965年からは息子のエンリケ・ロエベ・リンチも事業に参加し、婦人向けの新ブランド『ウィメンズ・プレタポルテ』を開始し、1970年には、Lが重なり合ったロエベの象徴であるアナグラムの誕生、また1975年には、ロエベのアイコンバッグともいえる『アマソナ』が発表されたました。

成長を続けるロエベは1985年ルイヴィトンと提携したことで世界への販売ルートを拡大し、1989年にはフランス・パリのアヴェニュー・モンテーニュにて、ロエベの海外発ブティックがオープンしました。

そして1996年、正式にLVMHグループの傘下となり、レザーアイテムとプレタポルテの２つの柱を中心とした事業展開に取り組みました。そして現在、17年以上にわたり継承されてきた『“クラフト”と“イノベーション”』を軸として世界を引っ張るトップブランドとしてさらなる飛躍を目指しています