2022/03/27お知らせ

【COACH 販売買取】質屋かんてい局仙台卸町店

こんにちわ

かんてい局仙台卸町店です

いつも当店をご利用いただきありがとうございます。

COACHの販売を行っております

今回は当店にあるCOACHのアイテムと歴史を合わせて紹介していきます。

1941年、アメリカ・ニューヨークでマイルズ・リリアンのカーン夫婦によって立ち上げられ、家族経営の皮革小物工房としてスタート。立ち上げ当初は、マンハッタンに多く存在した倉庫スペースを使って大手メーカーからの革製品の生産請負の工房でした。

しかし、コーチが他の工房と違っていたのは卓越した技術を持つ腕利きの職人が6人いた点です。高品質な革へこだわり、ディテールまで徹底的にこだわったハンドクラフトの革製品は、生産請負を越えコーチ独自の製品として次第ににニューヨークで評判になっていったそうです。

コーチを代表する革素材として『グラブタンレザー』がありますが、1961年のある日カーンが、アメリカの伝統的なスポーツである野球を見ている見ている時に感じたひらめきから誕生したそうなのです。

グローブというのは革本来がもつ深みのある質感と使い込むほどに柔らかく、味わいが増すという特性に新しい可能性を感じ注目したそうです。そして研究を重ねた結果、耐久性に優れ使い込むほどしなやかになるグラブタンレザーの開発に成功したのです。

翌年にはグラブタンレザーを使用したコレクションが発表され、その数はわずか12個でした。職人が1つ1つ丁寧に手作りで仕上げたからこその限定生産となり、長く使うことが念頭に置かれていたのでシリアル番号入りのハンドバッグは使えば使うほど革が光沢感を増していく超高品質なコレクションになり、このコレクションはアメリカンクラシックと呼ばれ、コーチのクラシックコレクションの原点となったのです。

1962年ボニー・カシンがデザイナーとして入社しました。

『女性の為のバッグを作る』というコンセプトを掲げ、次々と新しいデザインのバッグを発表していきます。

買い物袋から着想を得た『カシン・キャリー』や『バケットバッグ』などの『ショッピングバッグ・コレクション』を発表すると大ヒットしたそうです

1973年には、グラブタンレザーを使った『ダッフルサック』が若者の間で流行し、斜め掛けにもできるスポーティーなデザインが人気の出た理由です。オープンカーの留め具からヒントを得た『ターンロック』と呼ばれる留め具や、犬の首輪とリードを繋げるために使われていた金具『ドッグリーシュ』を女性向けバッグに採用するなど斬新でユニークな発想がコーチの繁栄をさらに進め、さらにはアメリカ全土への販路拡大を計画し、1979年に新規事業開発担当として入社したルー・フランク・フォートが、カタログ制作や直営店の出店などで知名度アップを販売経路の多角化を行うとCOACHの名は全米に知れ渡ったそうです。

1958年にはNインズなどを擁する世界最大のアパレルメーカー、サラ・リーコーポレーションの傘下となりCOACHは世界をターゲットとするグローバルなトータルファッションブランドとして地位を築き始めることになりました。

最大の転換期をもたらしたのは、1996年にエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターに就任したリードクラッコフの存在でコーチの『C』のロゴが連続するモノグラムデザインが特徴の、ナイロンやキャンパス地を使った『シグネチャー・コレクション』を2001年に発表しカジュアルで新鮮なデザインがブームになったことです。

夫婦が引退後は、ルー・フランクフォートが会長となりデザインやブランドイメージの統一を行って世界のトップブランドへと発展させていきます。今後の活躍も楽しみですね