ロレックスの名機「エクスプローラーⅡ」についてご紹介致します。
今年も残りわずかとなってきましたね!!
前回は「エクスプローラーⅠ」をご紹介させて頂いたので、今回は「エクスプローラーⅡ」のご紹介です。
・ロレックスに興味がある方
・ロレックスウォッチをの購入を迷っている方
にぜひ読んでいただきたい内容になっています。
是非、最後までお付き合い下さい。
エクスプローラーⅡについて
前回のブログでもご紹介させて頂きましたが、エクスプローラーにはⅠとⅡが存在します。Ⅰに比べて機能面が強化された後継機にあたるモデルです。
「冒険家」を意味するエクスプローラーⅠを発展させ、洞窟探検の為に作られています。
機能面の特徴は初代モデルから搭載されている24時間針。空の色が確認出来ない洞窟の中でも、昼か夜かがわかる為のものです。
エクスプローラーⅡのデビューは1971年。1970年代前半はアポロ11号の月面着陸の影響もあり、世の中はSFブーム、。心なしかデザインも少しSFっぽく見えます。しかしながら発売当初は、ロレックスらしくないデザインだった為か、あまり人気の高いモデルとは言えませんでした。その為、当時の生産量は少なく今では中古市場で高値で取引されています。ちなみに文字盤のカラーは白と黒が存在し、どちらかというと中古市場では白のほうが相場は高めです。
エクスプローラーⅡの歴代モデル
Ref.1655
製造期間:1971年頃~1984年頃
搭載ムーブメント:cal.1570
ケース径:40mm
初代モデルです。100mm防水・24時間ベゼル・24時間針搭載モデルの洞窟探検用スポーツモデルです。
デビューから16年に渡り生産されてきたロングセラーモデル。現在の中古相場では180万円前後で取引されていますが、デビューが50年前のモデルですので市場にはなかなか現れません。
Ref.16550
製造期間:1984年頃~1988年頃
搭載ムーブメント:cal.3085
ケース径:40mm
二代目モデルです。
16年続いた初代に比べ生産期間は1984年頃から1988年頃までと非常に短く、稀少性が高いためコレクターズアイテムとしても語られます。デザインに関しては、初代に比べると現行モデルに近い文字盤となっています。細かいディティールとしては文字盤6時位置に「SWISS-T<25」と表記されているのが特徴です。 また超稀少なアイボリー文字盤が存在するのもこの二代目の特徴です。アイボリーの詳細については謎が多く、中古市場では通常のRef:16550が160万円~180万円前後に対してアイボリーは200万円は超えることが多いです。
Ref:16570
製造期間:1991年頃~2011年頃
搭載ムーブメント:cal.3185
ケース径:40mm
三代目モデルです。
ムーブメントの変更が目的としたモデルチェンジですので、デザイン面では2代目とほぼ変わりません。細かな変更点は、ベゼル文字の違いです。
左:16550 右:16570
夜光に関しても16570の後期型はトリチウムからルミノバに変更され6時位置の刻印も「SWISS MADE」に切り替わっています。また、2000年頃に生産された三代目はバックルやラグ穴の有無の変更もされており、従来品とり堅牢性が高まりました。
現在の中古相場は100万円前後です。
Ref:216570
製造期間:2011年頃~2021年頃
搭載ムーブメント:cal.3187
ケース径:42mm
エクスプローラーⅡ40周年を祝して20年ぶりにブラッシュアップされた四代目モデルです。24時間針の復活、バックルパーツの変更、特筆すべきはケースサイズの2mmサイズアップした事です。
中古相場では現在130万円から150万円で取引されています。
Ref:226570
製造期間:2021年頃~
搭載ムーブメント:cal.3285
ケース径:42mm
五代目にあたる最新モデルです。デザイン面では先代216570と大きな変化は見られません。メインの変更点はキャリバーがCal.3285になった事です。
ロレックスは2015年から3200系キャリバーに順次載せ替えを行っており、エクスプローラーシリーズも変更されました。これにより従来48時間だったパワーリザーブ機能が約70時間へと延長されました。
中古相場では現在、150万円から170万円ほどで取引されています。
【最後に】
今回はロレックス「エクスプローラーⅡ」のご紹介でした。
いかがだったでしょうか?
現時点での当店のエクスプローラーⅡの在庫状況ですが、本日段階で16570が1点だけ御座います。
現在、こちらのモデルは店頭販売のみとさせて頂いておりますが、お近くにお住いの方は是非、チェックしてみて下さい。