仮想通貨という新しい金融資産・現物資産・これから先所有するには|質屋かんてい局須賀川店|郡山市・須賀川市・白河市|福島県
先日、エルサルバドルのブケレ大統領がマイアミで開催されたカンファレンス「ビットコイン2021」向けの動画メッセージで、同国がビットコインを法定通貨にすると発表したのは大きな話題となりました。逆に米テスラは「ビットコイン」を使った電気自動車(EV)などの購入手続きを一時停止しました。この先ビットコインはどうなるのでしょうか?
今日は仮想通貨と現物資産についてお伝え致します。
仮想通貨について
仮想通貨とは暗号化されたデジタル資産(通貨)の事で、特定の国家による価値の保証を持たないのが特徴です。インターネット上でやりとりされる「交換するための媒体」、「電子データ」となるため価値は日々変動します。ジャンル的には金融資産に該当します。
ビットコインとは
仮想通貨の中でもおそらくいちばん有名なのはビットコインかと思います。2009年にビットコインネットワークがスタートし2021年7月現在の価値は1(BTC/JPY)約3,700,000円です。他にも仮想通貨にはモナーコイン・ネム・リップル等1,000種類以上のアルトコインが存在しているといわれております。
金融資産と実物資産について
まず【金融資産】とは現金を含め「実体」を持たないけれど資産として評価額を換算することができ、現金化できる資産のことを指します。 先程説明したビットコインもこちらに該当します。
・現金 預貯金→日本円だけではなく、外貨も含みます。
・株式(外国株を含む)→株式も、現金同様に外国株を含みます。
・債券→日本国内の社債、国債や地方債等が挙げられます。また、外国債も含みます。
・投資信託→投資信託は株や債券のように自分で運用するものではありませんが、金融資産に含みます。
・生命保険→解約による払戻金や満期金がある生命保険は、貯蓄性があることから金融資産に含みます。ただし、掛け捨てタイプの生命保険は金融資産にはなりません。
・商品券や小切手→商品券や小切手も金融資産に含みます。
・仮想通貨
次に【実物資産】についてです
実物資産とは金融資産の対となる言葉で、土地・建物・貴金属など、形があるもので、それ自体に価値があるもののことを指します。 具体的には以下のものが挙げられます。
・貴金属品、宝飾品→時計や金
・プラチナ・ダイヤモンドといった装飾品が挙げられます。
・不動産系→土地や建物、アパート・マンションといった固定資産系が挙げられます。
・コレクション系→絵画・骨董品といった美術品が挙げられます。
それぞれのメリット・デメリット
○金融資産のメリット
ペーパーアセット(紙の資産)と呼ばれ、かさばる事がなく管理も容易です。 また、データ管理されている場合、換金(現金化)のスピードが早いです。
▲金融資産のデメリット
株や債券などその価値は発行体の信用によって左右されます。また、有事の際などオフラインでは無力になる場合もあります。
○実物資産のメリット
実物を見て楽しんだり、活用したりできます。美術品等、付加価値がついて評価額が上昇することもあります。
▲実物資産のデメリット
最大の欠点が換金(現金化)しにくいということです。評価額=売却価格とはならないので短期的な所有には不向きです。
最後に
金融資産と実物資産にはメリット・デメリットがあり一概にどちらが良いとは言いにくい状況にあります。一般的に資産の理想と言われるのが、【預貯金】【有価証券】【現物資産】が三分の一ずつと言われております。資産の持ち方・楽しみ方は人それぞれですので、ご自身のスタイルに合わせて所有するのが良いと思います。
個人の提案としては喜平ネックレスや腕時計といった身につけられる資産の楽しみ方をオススメしています。 有事の際は当店で質預かりができて一時的に現金化もできます。