ルイ・ヴィトンのデザイナーたち~ヴァージル・アブロー編~質屋かんてい局上尾駅前店
こんにちは!かんてい局上尾駅前店スタッフです!
今回はルイヴィトンのデザイナーと彼らが手がけたアイテムを見ていくという記事を連載することにいたしました。
トップバッターは新進気鋭のデザイナー! Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)です!
ルイ・ヴィトンのメンズラインのデザイナー兼オフホワイトの創設者兼デザイナーとして知られるヴァージルですが
ストリートファッションのデザイナー、インフルエンサーという印象が強いと思います!
そんな彼がヴィトンのデザイナーに就任するまでをご紹介します!
以下、ヴァージル・アブローの経歴です!
Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)
1981年生まれ、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴの郊外ロックフォード出身。
塗料店を経営する父と洋服作りが得意な母親のもとで育ち、子供のころは母親手作りの洋服ばかりを着ていたそうです。
10代の頃はマイケルジョーダンやスケートボードなどの90年代のカルチャーにどっぷり浸かっていたようです。
ヴァージルのインスピレーションの源はこうした幼少期の経験や10代の頃に培われていったようです。
ヴァージルはウィスコンシン大学マディソン校で土木工学を学び、イリノイ工科大学で建築学博士を取得しました。
卒業後、建築事務所に勤務。その後、フェンディ(FENDI)でインターンなどをしていた彼のもとに
カニエ・ウェストのクリエイティブディレクターの話が舞い込みました。
実は、2009年にヴァージルがフェンディ(FENDI)でインターンをしていた際、同僚がカニエだったのです!
2012年頃よりカニエ・ウエストのクリエイティブディレクターとしてアパレルグッズ、ステージ設計、アルバムのカバーを担当しました。
同年、オフホワイトの前身となるPYREX VISION(パイレックスヴィジョン)をスタート。
パイレックスヴィジョン自体はアートプロジェクトでありアパレルブランドではありませんでしたが、ミュージックビデオの衣装に
パリで活躍するバイヤー、サラ・アンデルマンが衝撃を受け、すぐにヴァージルとコンタクトを取りブランドとして
スタートすることになりました。
2014年、OFFーWHITE(オフホワイト)がスタート。
ラグジュアリーストリートをテーマにし、MADE IN ITALYに拘った上質なアイテムを発表し始めました。
パリコレデビューとともに瞬く間に話題となり、取り扱いはごく一部のハイエンドなセレクトショップのみと
入手困難さから熱狂的なフォロワーを獲得していきました。
その後、NIKEとコラボしTHE TENというリデザインプロジェクトをスタートさせスニーカー人気を復活させました。
他にもクロムハーツ、モンクレール、リーバイス、ジミーチュウといった一流ブランドとのコラボなどを次々に実現し、
誕生したばかりのストリートブランドとしては異例の数のコラボをこなしています。
また、家具メーカーのIKEAとのコラボも行っています。
2018年、ルイヴィトン、メンズラインのアーティスティックデザイナーに就任。
前任者のキム・ジョーンズの退任から既存顧客が離れるのではないかという懸念が囁かれていましたが、
既存顧客の支持をそのままに、これまで大きなパイではなかった若年層のファンを獲得することに成功しました。
以上、ヴァージルの経歴を簡単に説明させて頂きました!
数多くのコラボやヴィトンのデザイナーへの就任など今、ファッション業界で最も高く評価されているデザイナーの1人ですが
ヴァージルがどう優れているのか?気になっている方も多いかと思います。
1つ目は大胆なグラフィックデザインが挙げられます。
例えば、斜めに書かれた太いストライプのグラフィックが特に有名ですが、このデザインも多くの工夫が凝らされています。
デザインのかっこよさは元より見た人がすぐにオフホワイトだと理解でき、SNS等で映えるよう考えられたデザインとなっています。
2つ目にアウターなどのサイズ感、色使いです。
アウターはスタンダードなシルエットにはさし色が、大ぶりなデザインのもには体のラインを意識した絶妙なバランスがあります。
モノトーンの色使いがイメージとしては強いですが、ビビットな色合いの構成も高く評価されています。
3つ目はジェンダーレスに着ることができるアイテムです。
昨今、ファッションはメンズとウィメンズの境目が無くなりつつあるといわれています。
ヴァージル自身もインタビュー等で、女性らしさを強調した服ばかりを女性が着るわけではないと語っており
メンズ、ウィメンズ問わず着用できるアイテムを発表しています。
また、単にユニセックスであるというわけではなくメンズ、ウィメンズはしっかりと分けながら、その間にある
新しい表現にチャレンジを続けているようです。
他にも、ブランド間のコラボを活発化させ、ストリートファッション、スニーカーブームの流行を生み出した功績もあります。
以上の様に今のファッション界の台風の目ともいうべき人物!それがヴァージル・アブローです!
ここまででヴァージル・アブローについて大まかにご理解いただけたと思います!
いよいよ次は彼がルイヴィトンでデザインしたアイテムをご紹介してまいります!
M44482 ポシェット・ヴォルガ モノグラム・ソーラーレイ
こちらは19ssで発表されたアイテムになります!
ストリートファッションのデザイナーらしいポップな色使いのチェーンが目を引きます!
M44478 ソフトトランク モノグラム・ソーラレイ
こちらも19ssにて発表されたアイテムです!
トランクの形でありながら柔らかなショルダーバッグというデザインが遊び心と実用性を
兼ね備えた話題のアイテムです。
その他にも「モノグラム・エクリプス・リバース」や「タイガラマ」などの新ラインから続々と新アイテムが登場しております!
いかがだったでしょうか?今話題のヴァージルについてご紹介させて頂きました。
次回はウィメンズラインのデザイナー、ニコラ・ジェスキエールを紹介さて頂きます!
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