こんにちは！かんてい局名取店です！

 

早いもので今日が7月の最終日。明日から8月がはじまります。

そろそろ梅雨も明けて夏らしいカラッとした天気を期待したいものですね

 

さて、本日は高級腕時計【IWC(アイダブリュシー)】の【ポルトギーゼ】のお話です。

 

 

IWCの冠モデルといっても過言ではないポルトギーゼ。

そのスペックの高さは他のブランドを圧倒します。

 

また、ハイスペックなだけではなく、細部までしっかりと職人手が行き届いた

最高峰の時計であることは言うまでもありません。

 

以前のブログでIWCの歴史には触れていましたが(ブログ記事はこちら)、

今回はひとつのモデルを掘り下げていきたいと思います！

 

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まずIWCとは

 

IWCとはスイスの有名時計ブランドです。

「International Watch Company」の略名で赤文字の部分をかけ合わせ「IWC」と呼ばれております。

 

創業は1868年と古く、シャフハウゼンというスイスでもドイツの国境付近を拠点に置いています。

 

スイス企業なのですが実は創業者はアメリカ人のフロレンタイン・アリスト・ジョーンズという人物。

スイスの時計メーカーで創業者がアメリカ人というのは非常に珍しいんです。

 

IWCは元々アメリカ市場向けに懐中時計を販売するために創られたブランドだったようです。

意外とメーカーの歴史というのは知らない事が多いんですよね。

 

現在はリシュモングループの傘下に入っております。

なので、修理する時はリシュモンジャパンのIWCに依頼する形になります。

 

ムーブメントは非常に精巧に作られており、その製造はさすがスイス仕込と言ったところ。

 

古いモデルでもかなり正確に動作しますし、壊れにくさの面でも各有名ブランドと比べても

トップクラスではないかと言われている程です。

 

そして、そんな高性能なモデルが多いIWCより、冠モデルといっても過言では無い

【ポルトギーゼ】について早速ご紹介させていただきます。

 

ポルトギーゼの凄さ

 

ポルトギーゼの凄いところは何と言っても【7日間連続稼動が可能な点】です。

 

ほとんどの高級時計でも多くて3日間程度の連続稼動なんです。

 

オートマチック(自動巻き)で毎日身に着けていればすぐ止まるということは無いですが、

身に着けることなく7日間稼動するのは脅威の高性能と言えるんですよ。

 

時計の文字盤に稼働時間があとどれくらいなのか分かるようになっております。

 

 

巻き上げれば画像のように残りの時間が増えるようになっています。

 

 

ちなみこの機能はパワーリザーブと言い、他のメーカーでも付いていることがある機能ですね。

有名なところですと、グランドセイコーなどのモデルに付いております。

 

ケースサイズは42.3mmと非常に大きなケースですが、そこまでの大きさを感じません。

要因としては以下の事が考えられます。

 

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デザインに隠されたムーブメントと見た目の迫力

 

 

シースルーバックになっているので、裏を覗くとケースいっぱいに詰め込まれたムーブメントが見えます。

この所謂「裏スケ」も魅力的なデザインですよね。ムーブメントに対する自信を感じます。

 

また、大きく見えすぎない要因としてシンプルなデザインという事も考えられます。

IWCのデザイン性は基本的にシンプルなものが多いです。

 

 

やはり、長年使用していくことを考えると飽きが来ないシンプルなデザインのほうが良いのかもしれません。

 

考えてみると、IWCは比較的持ち込みが少ないメーカーでもあります。

 

もちろん、元々の知名度などにより流通量が少ないことも考えられますが、

デザイン性や購入される方が好んで買っていることが、持ち込みの少なさに繋がっているかもしれません。

 

IWCのデメリット

 

こんなに素晴らしいムーブメントを搭載しているのに悪いところなんてあるの？と

思われる方もきっといらっしゃると思います。

 

唯一挙げるならば、IWCのデメリットは先ほども記載したように知名度の低さかも知れません。

 

もちろん、時計好きの方や私たち鑑定士からしたら有名ブランドには違いありませんが、

あまりブランドに精通していない方からしたら「どこのブランド？」という風になりかねません。

 

後はメーカー修理をする時、見積もりを出してもらった後のキャンセルは

キャンセル料が発生してしまうという点でしょうか。

 

そこまでデメリットは多くないブランドですが、「このブランド時計を身に着けている」と

傍目から見ても分かりやすいほうがお好みの方には少々物足りなく感じてしまうかも？

 

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最後に

 

今回はIWCの中からポルトギーゼを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？

 

どうしても日々様々な時計ブランドを拝見する機会がある鑑定士の身としては、

マニアックな時計を身に着けている方ほどセンスが良いなと感じてしまいます。

きっと時計にこだわりを持っていらっしゃるんだろうなと感じますし、お話をするのも楽しいです。

 

それぞれのブランドにメリットやデメリットが存在しますが、IWCは非常にバランスがとれたブランドです。

 

ただ、知名度の部分では少し低いかもしれませんが、あくまで一般的に見ての判断です。

身に着けたり、実際に手にしたら非常に上質なつくりの時計だというのが伝わってきます。

 

今回のブログを今後の時計選びの参考にしていただけたら嬉しいです。

 

かんてい局名取店ではIWCをはじめとする腕時計の買取りを強化しています！

 

もう使わなくなった腕時計はございませんか？ぜひかんてい局名取店へお持ちください。

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基本的にはお持ちいただいたその日に査定額をお出しすることができますよ。

 

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