アンティーク、ヴィンテージ、レトロアイテムのご紹介!その①質屋かんてい局上尾駅前店
こんにちは!
かんてい局上尾駅前店スタッフです!
今回から複数回に分けてアンティーク、ヴィンテージ、レトロのアイテムについてご紹介させていただきます!
本題の前に、みなさまはアンティーク、ヴィンテージ、レトロと聞かれて、その定義を説明する事が出来ますか?
言葉の意味を気にして使用されている方はほとんどいらっしゃらないと思います。
実際、これらの言葉を明確に定義することは不可能で主観に依存する言葉です。
しかし、それではアイテムを紹介するわたくしと記事を読まれるみなさまとの間で齟齬が生まれてしまうので、
本記事では以下の通り定義させていただきます。
アンティーク(antique)……フランス語が語源で古代ギリシャやローマの遺物などを指す言葉でしたが、
現在では100年以上経過したアイテムを一般的にはアンティークと呼びます。
しかし、1930年頃のアイテムであってもアンティークと呼ばれることもあり
明確な定義はないようです。
骨董品、古美術品といった芸術性が高いものに使用されることも多く、
家具や衣類、食器やアクセサリーに用いられることが多いです。
アンティーク調というアンティークに似せて作ったアイテムもありますが、
そのアイテムが骨董品や古美術品であるという意味ではないので注意が必要です。
ヴィンテージ(vintage)……本来はワイン用語でブドウの収穫、醸造、ビン詰めまでの一連の工程を指す
言葉でしたがのちに収穫年が記載されていて、異なる収穫年のブドウが
含まれないワインを「ヴィンテージ・ワイン」と称するようになりました。
元々は古いという意味合いはなくブドウ収穫年を指す言葉だったのです。
いつしか「由緒ある」や「古くて価値がある」といった意味を持つようになり、
現在では、10~20年経過したものをヴィンテージと称するようになりました。
こちらも明確な定義はないようですがジーンズや楽器などの実用品に
用いられることが多いです。
また、古さに上限はなくアンテークにあたるアイテムをヴィンテージと称しても
問題ありませんが個別に規格や定義があるケースもあるので注意が必要です。
レトロ……英語のretrospectiveが由来で、直訳すると回顧です。
「復古調」や「懐古調」、などの現代を生きる私たちから見て懐かしいと思える古さのものをレトロと
表現されます。
ヴィンテージやアンティークの様にアイテムの経過年月を指すというよりも、
趣味性や世界観を表す言葉です。
したがってアンティークにあたるような骨董品や古美術品をレトロと表現することはありません。
また、復刻や懐古趣味などのヴィンテージ調のアイテムをレトロと称する場合があります。
日本では昭和のアイテムをレトロと称する場合が多いようです。
ノスタルジーという言い換えもしばしば見られます。
以上のように定義させていただきます!
みなさまのイメージと合致していたら幸いです!
さて、前置きが長くなりましたがここからが本題です!
今回は昭和レトロ家電についてご紹介させていただきます!!
みなさまはレトロ家電と聞いてどのようなものを想像されますか?
三種の神器と称された「白黒テレビ」、「洗濯機」、「冷蔵庫」?
今回ご紹介するのは……
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ずばり!黒電話とレトロ扇風機です!!!
なぜそのチョイスなのか困惑されるかもしれませんが、これにはキチンと理由があります!
ここ数年、世界中でノスタルジーブームが起きており日本でも昭和レトロなアイテムが見直されはじめております。
その中でも黒電話と扇風機は人気のアイテムなのです!
黒電話について
黒電話は見た目のモダンさ、回転ダイヤルの面白さもさることながら電話回線の給電のみで使える点が災害時の備えとして評価が高まり
注目が集まっております!
そんな黒電話の代表的な3機種を解説いたします!
今日私たちがイメージする黒電話は3号電話機として1933年(昭和8年)に産声を上げました。3号電話機はアメリカの工業デザイナーである
ヘンリー・ドレフュスのデザインした黒い電話機の外観をコピーしたもので以降の4号、600系と続く黒電話の原点となりました。
4号電話機は1950年(昭和25年)に誕生し1952年(昭和27年)に供給が開始されました。
3号のシャープさのあるヨーロピアンスタイルから一転してより丸みを帯びたかたちかになり「ダルマ」という愛称がついたそうです。
大手電機メーカー6社によって約600万台製作されたと言われています。
600系電話機は1963年(昭和38年)に誕生、3号、4号共にベークライト性の外装でしたが600系からは硬質な塩化ビニールに代わりより堅牢になり、
アナログ回線の電話機としてはこれ以上ない完成系であると言われています。
以上、黒電話の代表的な3機種をご紹介させていただきました!
本当はまだまだ細かな分類があるのですが今回はここまでとさせていただきます!
つづいてレトロ扇風機についてご説明させていただきます!
レトロ扇風機について
レトロブームの追い風を受け高騰するレトロ家電の中でも今、特に人気沸騰中なのが扇風機です!
昨年、タカラトミーから昭和レトロ家電をフィーチャーしたグッズが発売され、中でもレトロな外観の卓上扇風機が
発売前より注目度が高く、人気ぶりが伺えます。
また、レトロ扇風機は前述した黒電話とは違い、完全にインテリアとしての人気のようです。
現在、取引されている扇風機はサンヨー、ナショナル(現パナソニック)、芝浦製作所(東芝の前身)などの
今は見られないブランドや日立、東芝、三菱、シャープなどのおなじみのメーカーの製品まで実に多彩なラインナップで
細かな年代よりもデザインの良さが優先される傾向にあるようです。
代表機種を選出するのが難しいアイテムですが、いくつかご紹介したいと思います。
芝浦製作所(東芝の前身)が販売していた扇風機です。
当時は扇風機ではなく電機扇と呼んでいたようです。
こちらのタイプは戦前に製造されていたC-7032とC-7017の2つの型と戦後に製造されたADF-30があります。
ほぼ全てのパーツが鉄製で見た目以上に重量があり頑丈な作りとなっております。
ナショナル 30QC 2重首振扇風機
羽の直径が30cmほどでお座敷扇と呼ばれていたようです。
上記の扇風機が戦前の面影を残しているのに対し、こちらは高度成長期の雰囲気を感じさせます。
日立製の扇風機です。
こちらは上記の2点の扇風機の中間のようなスタイルです。
鉄製の外装とファンを備えつつ、色使いとデザインは近代的で独特の雰囲気を醸し出しております。
以上、レトロ家電の黒電話と扇風機の解説でした!
いかがだったでしょうか?意外なものが人気になるアンティーク、ヴィンテージ、レトロの世界を少しでもお伝えできたなら幸いです。
次回以降も様々なアイテムをご紹介させていただきます!
みなさまのご自宅にもお宝が眠っているかもしれません!
これは!というお品物がございましたらぜひ当店までお持ち下さい!
かんてい局上尾駅前店スタッフ一同、お待ちしております!
*本記事は必ずしもこれらのアイテムの高額査定をお約束するものではありません。
状態や相場によってお値段が大きく変わる場合がございます。
ご了承下さい。
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祝日と重なった場合でも休業日とさせていただいております。
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